平成27年度 インターンシップ活動報告

平成27年2・3月は、京都産業大学の2回生、立命館大学の1回生、関西学院大学の1回生、近畿大学の2回生の、計4名の学生が活動しました。

【インターン生の活動報告~インターン生の日報より~

財政レクチャー02/05

 財政とは何なのかをわかっていなかった私たちにわかりやすく説明してくださいました。財政とは家計を大きくしたようなもので、家計と大きく異なる点は、収支を合わせて赤字も黒字も出さないことが好まれることです。市民から税金を徴収して市を運営しているので、赤字であってはいけないのは無論、黒字の場合市民へ十分なサービスを提供できていないと言えるので良い状態とは言えません。この説明でどうして高槻市は貯金せず、多くのサービスを提供しているのかを理解できました。また、私たちの日々の暮らしでも財政と同様に収支を合わせてみるワークも行い、財政についての理解を深めました。      

                    (関西学院大学1回生 O.I.

青空の日02/07

 「青空の日」は放課後の子ども達の居場所づくりが必要と、太田議員が立ち上げられたもので、青空の下で子ども達が自由に遊べる日です。毎月、第1土曜日に行われています。グラウンドではサッカー、教室では習字を行っています。低学年から高学年まで色んな学年の子どもが参加していて、みんなとても楽しそうにしていました。

 また、子どもたちだけではなくボランティアで来ている大人の方々も、みんな笑顔で輝いていました。やはり、人のために何かをしている姿はキラキラしていて、見ているだけで幸せな気分になれるなと思いました。

 私は8年ぶりに習字をしました。筆を持つことで気が引き締まり、集中することができたので、字を書くことは大切なことだと感じました。

                               (近畿大学2回生 F.M.)

高槻市教育センター内 適応指導教室「エスペランサ」(不登校児童・生徒支援施設)を視察

本日は高槻市の教育センターに訪問させて頂きました。そこでは不登校児童がどのように過ごしているのか、そうなった要因は何なのかなどを教えて頂くことができました。一般的にこういう状態へ陥る原因として考えられるのはいじめであったり、友達との友好関係がうまくいっていなかったりなどの人との関わり合いですが、それだけではなく家庭環境や勉強の苦手意識も子どもたちが引きこもってしまう大きな要因となっていることを知ることができました。

 このような問題を解決することは非常に困難であるが、教師と生徒が一丸となって良い環境づくりをしていくことが重要であり、周囲の大人や友達が歩み寄って助けようとすることが大切だと感じました。

                    (関西学院大学1回生 O.I.

子ども議会02/21

 2月21日子ども議会の傍聴をしました。今回の議会のテーマは『みんなが行きたい学校』です。小中学校の代表の子どもたちが普段の学校生活の中での問題点や疑問点について話し合っていました。特に中心の話題はいじめです。確かに私が子どもの頃も1番の社会問題はいじめでした。身の回りに起きていることを、子ども達がきちんと議論し主張することは、いじめを減らすことにも繋がると思います。子ども議会のような場を作ることはとてもいいことだと感じました。

 また子ども達の意見はとても素直で、頭にスッと話が入ってきました。傍聴していてとてもワクワクしました。 

                    (近畿大学2回生 F.M.

桜台小学校訪問

 この小学校では東京大学名誉教授の佐藤学先生が提唱する「学びの共同体」を実践している学校で、今まで私が受けてきた授業とは大きく異なるものでありました。私が見学したのは算数と社会で、どちらの授業も学年全体から3つのグループに分けて授業を行っていました。そこから更に4人1組のグループに分けてグループワーク主体の授業を行っていました。ここで驚いたことは教師が話すことは非常に少ないけれども、子どもたち自ら学びに向かう意欲が強く、授業に積極的に取り組んでいたことです。

 また、この小学校では皆が協力し合って難度の高い問題を解いており、実際現役大学生の私達でも解くことができない問題がありました。このような難問にぶつかることで誰もが退屈せずに挑戦したくなるような環境作りは私にとって非常に大きな衝撃であり、ここでの経験をほかの場面に応用させて、将来に生かしていきたいと思いました。

                    (関西学院大学1回生 O.I.

芥川幼稚園02/26

芥川幼稚園に視察見学させて頂きました。校舎の案内だけでなく、実際に子供たちと一緒に3時間ほど遊びました。私は子供たちと接触する機会がないので、どう話しかければ良いだろうかととまどっていましたが、子供たちの方から近づいてくれて色んな遊びを教えてくれました。ありがとうございました。

                   (京都産業大学2回生 O.K.

天神祭02/2526

 

2日間天神祭のお手伝いをさせて頂きました。2日ともあいにくの天気ではありましたが、商店街の人たちとテント張りや運搬などできて楽しかったです。夕方頃には、お客さんもたくさんいらして、バンドの方々のパフォーマンスもあり、悪天候を吹き飛ばすような賑わいでした。後日、駅を歩いていると「この前はお疲れ様でした」と声をかけて頂き高槻市は暖かい人たちが多いなと実感しました。ありがとうございました。

                                                  (京都産業大学2回生 O.K.

保健所を視察03/13

3月13日に保健所の視察を行いました。保健所の仕事と聞いて事前に知っていたことは犬や猫の殺処分やHIVの検査を匿名・無料で行えるということだけと、正直知らないことだらけでした。様々な専門職の方が集まって働いていることも、中核市でないと設置できないことなども初めて知りました。

検査室の見学もしました。初めて見る機械がたくさんあり見ているだけで勉強になりました。このような機会は2度とないと思うので本当に良い経験になりました。

 私はHIV/AIDSの予防啓発運動をしているので、保健所ではどのような取り組みをしているのか、AIDSの現状はどうなのかを聞くことができてよかったです。この先の大学生活で活かしていけるように頑張りたいと思いました。

                    (近畿大学2回生  F.M.

市営バスを視察03/17

3月17日に市営バスの視察を行いました。まず初めに「地方公営企業とは」「高槻市営バスの概要」「公営バス事業の役割」についての説明を受けました。レクチャーの中で市営バスはどんどん廃止されていて全国で22社しかないこと、経営は税金だけではなく料金でも賄われていること、市営バスと民営バスで役割分担を行っていること、バスという言葉はラテン語のomnibus(すべての人のための)が由来であることなど、たくさんの知識を教えていただきました。雑談も交えながらなのでとても楽しく、でもしっかりと学ぶことができました。

次は営業部で説明を受けました。そこでは従業員の方は1分ごとに出勤・退勤を決められていることや、1日に2回も出勤をする日もあることを知りました。また、飲酒チェックや運転席に座り扉の開け閉めなど、普段ではなかなかできない貴重な経験をさせて頂きました。とてもワクワクして、子どもの頃に戻ったような感覚になりました。充実した時間を過ごせました。

そして、整備士の方にバスの下側を見せて頂きました。とても複雑な構造になっていて、正直あまり理解することはできませんでした。しかし、法的には3か月に1回の頻度で点検するものも1か月ごとに行っていることや、点検を1人でしていることを聞いてとても感心しました。

私はバスに乗る機会がほとんどなく、乗り方すらあまりよくわかっていませんでした。しかし、今回の視察で少しですが市営バスについて学ぶことができてよかったです。

                                                    (近畿大学2回生   F.M.

子育てセンター03/20

320日、子育てセンターに視察見学させて頂きました。視察見学する前はこのような施設があることを知りませんでした。無料で親子の遊び場を提供したり、料理教室を開催したり、子育てのお悩みを相談できたり、すごく親切な施設だと感じました。

 子育てセンターは子供たちを守るため様々な政策を行っていて、出産届を元に2カ月以内に、出産された方のお宅に招いて育児の不安がないか、子育てセンターの案内にまわったりしています。こんな施設があるなら出産する人も心配が少なくて済むと思うので素晴らしいなと思います。ありがとうございました。

                                                                   (京都産業大学2回生 O.K.

消防署03/24

324日、消防署に視察見学させて頂きました。この日は朝から安否確認で消防車が出勤したり、忙しい中でしたが、親切にも消防車の案内、119番対応室の紹介をして頂きました。119番対応では、訓練という名目で実際119番通報を行い、消防署の方との掛け合いを間近で体験させていただけました。私自身、119番通報は1度もしたことがなかったので新鮮で楽しかったです。ありがとうございました。

                                                                   (京都産業大学2回生 O.K.

事務作業

視察見学だけでなく、議員さんの事務所で行われている事務作業も体験させて頂きました。選挙活動前は特に忙しく、何百枚ものビラを準備し、ポスティングし、支持者に挨拶をし、すごく大変だと勉強になりました。ありがとうございました。

                                                                   (京都産業大学2回生 O.K.

消防署見学


高槻市消防署では基本、高槻市内の火災消火であったり、人命救助、そして住人の生存確認が主な業務である。これ以外にも茨木市などの近隣都市で救急車や消防車の数が不足した際に緊急で出動したり、東北大震災などの大災害時にも救助に向かったりと、広範囲の地域で活動することもある。普段はすぐに異常事態に反応できるように電話を受け取る指令室に5人待機していたり、高槻市の数か所からカメラを通して高槻市全域を見ていたりしている。また、119番通報をした際におおよその場所がわかったり、その火災現場の道路状況や被害の大きさに応じて適切に出動する消防車の数を導き出してくれるAIがあったりと、高槻市民の安全をよく考えてくれていることがわかり、高槻市民として非常に安心した。

  

                   (関西学院大学1回生 O.I.