平成30年度 8・9月 インターンシップ活動報告

 

 

交通部訪問

 

私たちは高槻市交通部に訪問しました。まず初めに高槻市営バス事業について詳しく講義をうけました。高槻市営バスの大きな特徴は75歳以上の高齢者は乗車料金が無料であることです。近年の少子高齢化により若者のバス利用が少なくなっている現状により財政的に苦しくなっています。対策として鉄道駅を中心としたコンセプトな交通街づくりをしていると教わりました。また不採算路線への交通サービスも市営であるからこそできるので、市営バスは不可欠であると思いました。

 

 その後、実際に営業所の運行管理をしているところと、車庫及び整備工場を見学しました。

 

路線が多いため運転手さんの出勤表がとても複雑で紙により出勤管理をしていました。また現在バスがどの位置にあるか目視で確認できるシステムもあり、バスの遅延状況が分かります。整備工場も案内し、バスの具体的な構造も教わり、バスの床が軽量化を図るため竹で作られていると知り驚きました。

 

 今回の見学で高槻市営バスの課題と取り組みについて詳しく教わりました。上記で述べることができなかったような細かな工夫も発見し、サービスと利益の向上を図っていると感じました。

                   (関西学院大学3回生 K・T)

 

 

子育て支援センターの見学

 

 子育て支援センターでは、子供のケアはもちろんですが、子育てをする親のケアを目的とした施設でした。プロの保育士に子育ての相談が出来るだけでなく、料理教室などを通して自然と親同士の交流が出来るような企画なども週間隔で行われていました。ですが、最も力を入れているのは、親の子どもへの暴力やネグレクトの防止とアフターケアだそうです。子育て支援センターでは、親によって傷つけられた子どもの保護などは出来ないらしく、いかに児童虐待を受けるような子どもを増やさないかに力を入れているようでした。今の時代、長時間労働や核家族化、共働きの増加などにより、子育ての負担が大きくなっており、この問題は私達自身にとって決して無関係ではありません。このような施設が増えることは悩みを一人で抱える親の助けとなるのでよいと思いました。しかし、親が一人で不安を抱える状況や金銭的時間的体力的負担を感じてしまう状況そのものを日本全体で考え直すことが一番理想的だとおもいました。

 

                     (立命館大学3回生 R.F)

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IT政策課訪問

 

 副主幹の細野様に説明を伺った。

 昨今はハッキングやウイルスの脅威が我々一般市民にまで忍び寄ってきている。

 企業の内部職員がデータを故意的に流出させた事例もあり、セキュリティ対策に万全という言葉はそぐわない状況である。

 とりわけ市役所は市民の個人情報などを保有している。

 もっとも、この部署の仕事はセキュリティ対策のみならず、HPなどにて一般市民への広報活動も行っている。

 例えばマイナンバーカードの広報である。

 導入から2年近くたった現在でも、普及率は3月現在、約10%にとどまる。

 マイナンバー制度の普及率一つとっても、広報の重要性を理解いただけると思う。

文字通り縁の下の力持ちなのである。

 

                               (関西大学2回生 R Y)

 

 

高槻市民交流センター(クロスパル)内 ハローワーク訪問

 

クロスパルにあるハローワークを訪問、見学しました。本施設は茨木にあるハローワーク本部の高槻支店といった感じであり、茨木のそれに比べると出来ることはやや制限されています。内部には約30台のパソコンがあり、端末から各々希望の条件に沿って求人や職業を探すことができます。端末の操作方法は簡単で、パートかフルタイムかを選択してから、業種や地域、要資格などの条件を絞り込んでいき検索してくものです。また、気になった職種の求人票を表示、印刷することも可能です。

                     (立命館大学 Y・N)